遺伝とは関係のない夫婦間でも、妻が太っているとその夫も肥満する傾向があり、また、家族が太った家庭では飼い犬まで太っているという、笑い話のような医学論文もあるくらいです。つまり、遺伝の影響があっても、それが肥満の原因のすべてではありません。遺伝が肥満に与える影響力は3割程度であって、あとの7割は、食生活や運動不足などの環境の影響といわれています。いくら肥満遺伝子があっても、食べ過ぎなければ太ることはないのです。
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問題は、子供の頃から、母親ゆすりの太る食生活を続けていると、脂肪の貯蔵場所である脂肪細胞の数が増えてしまうことです。脂肪細胞は妊娠末期の胎児期、乳児期、思春期の3つの時期に増えるので、この時期に過剰なエネルギーを摂取すると、脂肪細胞の数が著しく増加して、太りやすい体質になってしまうのです。これは、ほとんど母親の責任といっても過言ではありません。