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マンションの大改修のため積立てている金額

毎月の積立金がいくらか聞くという手もある。マンションでは毎月、維持費、あるいは管理費といった名目で入居者は積立てをしている。このうち、マンションの大改修のため積立てている金額はたいした額ではない。わずかな積立て金では、毎年の小さな改修でつかいきってしまう場合が多いのだ。ところが、マンションができて七、八年から一〇年もすると、外装も色あせ、ヒビがはいってくる。改装をしないと、マンションはひどく古ぼけたものになってしまう。全面的に塗りかえなくてはならなくなるわけだ。マンションの寿命は三〇年とも、あるいは五〇年ともいわれているが、その長年のうち、外壁の改装はもっとも費用のかかる修理である。こうした費用のためだけに、毎月数千円ずつの積立てをおこなっているマンションもなかにはあり、その場合は特別徴収金はない。しかし、たいていのマンションはそれがない。また、積立てしていても、わずかな金額でたりなくなる。そこで、住んでいる人から特別に徴収することになる。多いところで三〇万円とか四〇万円にもなるが、一般には二〇万円くらいがもっとも多いようだ。もし、買う予定のマンションに徴収の予定があるとわかったなら、売買交渉の際、そのぶん値引きしてもらうのも一つの方法である。一〇年目をすぎるころには、外壁の改装費につづいて給排水管取りかえの費用なども必要になってくる。月々一〇〇〇円くらいの積立てでは、むろん別途徴収になるから、これも頭に入れておくことだ。